研友会、苫東港沖で船釣り大会 カレイ良型そろう

  • 釣り
  • 2022年5月19日
盛況だった研友会の釣り大会。前列左から順に佐伯さん、長谷川さん、清野さん

  カレイの良型が釣れている苫小牧港・東港沖で15日、苫小牧のハウスメーカー・住研ハウス(長谷川隆弘社長)の協力会社で組織する研友会主催の船釣り大会が開かれた。54センチを筆頭を参加者の半数以上が40センチを超えるイシガレイ、ソウハチ、マガレイの型物を上げ、コロナ禍の影響で3年ぶりとなった大会を盛り上げた。

   20人が2隻の遊漁船に分乗した。釣り場は東港沖水深20メートル前後の海域。魚の活性は上々で、波風がやや立ち始めた午前9時半すぎに早上がりするまで、40センチ超の型物を含めて船中でコンスタントに上がったという。カレイ類だけで1人平均30匹前後の釣果だった。

   大会は魚種を問わない1匹身長制。54センチのイシガレイを上げて優勝した佐伯貴光さん(48)=苫小牧エクステリア=は「釣れたのは6時半ごろ。ガツンという強い当たりですぐに大物を直感した」と喜んだ。市販の片てんびん仕掛けに餌はイソメを付けたオーソドックスな釣り方。「丁寧に底を小突き続けた」と言い、基本に忠実に攻めたのが奏功した。2位はイシガレイ50センチの清野正典さん(成友設備)、長谷川さんがタイで並んだ。

   東港(浜厚真)沖のカレイ釣りは今週も型物の知らせが続いている。例年この時期、大物が釣れるイシガレイはもとよりマガレイ、ソウハチの40センチ級にも出合えるのが今季の特徴だ。

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