白老町商工会の青年部は民族共生象徴空間(ウポポイ)応援ポスターを制作した。15日までをめどに町商工会員の全385事業所に配布する予定で、砂原弘幸青年部長は「町全体で応援ムードをつくっていきたい」と話している。
町内各企業が新型コロナウイルス感染症の影響を受け、思うように事業が進められない中、全国的な顔になったウポポイを応援することで町の魅力を発信しようと、ポスターをA2判サイズで制作した。
2種類あり、一つは町を代表する名産品白老牛肉となる牛のアップで「この町、魅力がありすぎて嫉妬しちゃう…」という文言をあしらった。もう一つはポロト湖や社台の滝、虎杖浜の名産品たらこなど16枚の写真をちりばめ「楽しい美味(おい)しい美しいがどんどんあふれる白老町」の文言をつづった。
共にウポポイ公式キャラクター「トゥレッポん」と白老町の位置を示した北海道地図を添えている。写真は、昨年秋ごろに青年部が実施した「しらおいインスタグラム・フォトコンテスト」の入賞作品を使った。
砂原青年部長は「飲食店やコンビニなどでも見ることができる。観光客だけでなく町民の皆さまにとっても親しみやすい観光PRポスターになれば」と話していた。