道と札幌市などは10日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2400人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数としては3日連続、前週の同じ曜日を上回った。このうち1282人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ31万4712人となった。
死亡したのは、札幌市発表の2人(80代女性と90代女性)。道内の死者は累計で2011人となった。
道は1257人の感染を確認。内訳は胆振管内213人のほか、十勝管内233人、石狩管内217人、釧路管内145人、空知管内97人、オホーツク管内76人、上川管内65人、日高管内63人、渡島管内50人、根室管内24人、留萌管内20人、後志、宗谷両管内各18人、道外10人、桧山管内8人。既存クラスター(感染者集団)では、登別市の医療機関で1人増の計150人に感染が拡大した。
函館市は193人の感染を確認。高齢者施設でクラスターとなった。小樽市は69人の感染を確認。高齢者グループホームでクラスターが発生した。札幌市は630人、旭川市は251人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは29万1328人。10日現在の患者数は2万1373人となり、重症は前日から3人増えて6人。9日時点の入院患者の病床利用数は前日から5床増の392床となり、病床使用率は18・3%に上昇した。