道と札幌市などは9日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2556人確認し、6人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数としては2日ぶりに3000人を下回り、前週の同じ曜日を2日連続で上回った。このうち1420人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ31万2312人となり、31万人を超えた。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(90代女性、年代・性別非公表)、札幌市の3人(80代男性2人と90代女性)、旭川市の1人(90代女性)。道内の死者は累計で2009人となった。
道は1075人の感染を確認。内訳は胆振管内184人のほか、石狩管内223人、十勝管内215人、釧路管内89人、空知管内87人、オホーツク管内70人、上川管内43人、渡島、日高両管内各33人、道外28人、後志管内25人、根室管内21人、宗谷管内18人、桧山、留萌両管内各3人。
石狩管内のグループホームと釧路管内の社会福祉施設で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は1194人、函館市は151人、旭川市は107人、小樽市は29人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは28万8961人。9日現在の患者数は前日から573人増えて2万1342人となり、重症は3人。8日時点の入院患者の病床利用数は前日から6床増の387床となり、病床使用率は18・0%に上昇した。