道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者を3115人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が3000人を上回るのは4月28日(3159人)以来10日ぶりで、前週の同じ曜日を9日ぶりに上回った。このうち1764人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ30万9756人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(90代男女)。道内の死者は累計で2003人となった。
道は1229人の感染を確認。内訳は胆振管内186人のほか、石狩管内314人、十勝管内168人、オホーツク管内106人、空知管内100人、上川管内75人、釧路管内70人、後志管内55人、渡島管内51人、日高管内49人、根室管内17人、道外16人、宗谷管内12人、桧山管内6人、留萌管内4人。
室蘭市の医療機関と同市の別の医療機関、石狩管内の医療機関、後志管内余市町の医療機関で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は1394人の感染を確認。有料老人ホーム、医療機関、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームでクラスターとなった。旭川市は209人の感染を確認。住宅型有料老人ホームと別の同ホームでクラスターが発生した。函館市は204人、小樽市は79人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは28万6984人。8日現在の患者数は2万769人となり、重症は3人。7日時点の入院患者の病床利用数は前日から11床減の381床となり、病床使用率は17・7%に下降した。◇
道などは7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2112人確認したと発表した。うち1221人の感染経路が不明。死亡の発表は2日ぶりになかった。
道は850人の感染を確認。内訳は胆振管内82人のほか、石狩管内143人、十勝管内112人、空知管内109人、オホーツク管内77人、上川管内73人、釧路管内64人、渡島管内43人、日高管内38人、根室管内32人、後志管内31人、宗谷管内21人、道外11人、桧山管内9人、留萌管内5人。
石狩管内の医療機関と後志管内の特別養護老人ホーム、名寄市立総合病院精神科病棟で新たなクラスターが発生した。
札幌市は791人の感染を確認。有料老人ホームでクラスターとなった。旭川市は247人、函館市は154人、小樽市は70人の感染を確認した。