道と札幌市などは6日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1668人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数としては2日連続で2000人を下回り、前週の同じ曜日を7日連続で下回った。このうち779人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ30万4529人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(90代男性)。道内の死者は累計で2001人となった。
道は837人の感染を確認。内訳は胆振管内145人のほか、十勝管内204人、石狩管内137人、釧路管内83人、空知管内64人、オホーツク管内38人、日高管内33人、後志管内28人、根室管内25人、上川管内23人、渡島管内と道外各22人、宗谷管内7人、桧山管内6人。網走市のグループホーム(入居者ら5人感染)と根室市のグループホーム根室(職員ら8人感染)で、新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は621人の感染を確認。▽有料老人ホーム(職員ら9人感染)▽医療機関(患者ら26人感染)▽別の医療機関(患者ら7人感染)―で、クラスターとなった。
旭川市は110人の感染を確認。住宅型有料老人ホーム(利用者ら7人感染)でクラスターが発生した。
小樽市は29人の感染を確認。市内の医療機関(入院患者ら11人感染)でクラスターとなった。
函館市は71人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは28万1942人。6日現在の患者数は2万586人となり、重症は4人。5日時点の入院患者の病床利用数は前日から2床減の384床となり、病床使用率は17・9%に下降した。