「胸締め付けられる」 献花台で犠牲者に祈り―知床観光船事故1週間―

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  • 2022年4月30日
知床半島沖の観光船遭難事故で、遺体安置所に設けられた献花台の前で手を合わせる男性30日午前、斜里町

 「胸が締め付けられる」「かわいそう」。知床半島沖で人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が遭難した事故から1週間となった30日、乗客の遺体が安置されている斜里町の体育館には、献花する人が次々と訪れた。

 事故後、2回目の献花に訪れた知床斜里町観光協会の野尻勝規会長(54)は白い花束を手向けると一礼し、静かに手を合わせた。「ご遺族の気持ちを考えると胸が締め付けられる。一日も早い不明者の発見を祈るのみです」と語った。

 事故のニュースを見て、夫と駆け付けたという北見市の60代主婦は「(乗客が)かわいそう。どんなに(海が)冷たかったか。みんな見つかってほしい」と声を詰まらせた。

 ゴールデンウイーク(GW)に入り、斜里町には多くの観光客が訪れている。小樽市から来た女性(63)は「楽しい旅行になるはずだったろうに」と語り、深川市の40代女性は「痛ましい事故。(不明者を)早く見つけて、家族に会わせて」と話した。

 東京都墨田区の男性会社員(34)は事故が起きた後、「(知床に)行っていいのか」と悩んだという。「多くの人が犠牲になっている。あってはいけない事故」と神妙な面持ちで語った。

 ウトロ漁業協同組合によると、30日も漁船が早朝から安否不明者の捜索に参加した。同組合の関係者は「きょうは天気も良く波もない。1人でも見つかってくれれば」と祈るように話した。

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