道と札幌市などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2633人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が前週の同じ曜日を上回るのは7日連続。このうち1685人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ27万7794人（実人数27万5651人）となった。

　死亡を確認したのは、道の居住地非公表の2人（70代男性と90代男性）。道内の死者は累計で1983人となった。

　道は1048人の感染を確認。内訳は胆振管内153人のほか、石狩管内286人、十勝管内175人、オホーツク管内117人、釧路管内96人、空知管内62人、上川管内53人、渡島管内35人、後志管内28人、日高管内21人、根室管内15人、桧山管内3人、留萌管内と道外各2人。十勝管内豊頃町の高齢者施設で、新たなクラスター（感染者集団）が発生した。

　小樽市は33人の感染を確認。市内の高齢者施設でクラスターとなった。札幌市は1258人（再陽性18人含む）、旭川市は231人、函館市は63人の感染を確認した。道内で治療を終えて回復したのは25万2442人。24日現在の患者数は2万3369人で、重症は6人。23日時点の入院患者の病床利用数は前日から16床増の316床で、病床使用率は14・7％に上昇した。

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　道などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2785人確認し、2人が死亡したと発表した。

　このうち1825人の感染経路が不明。死亡を確認したのは、札幌市の1人（70代男性）と函館市の1人（年代・性別非公表）。

　道は1238人の感染を確認。内訳は胆振管内221人のほか、石狩管内244人、十勝管内218人、空知管内125人、釧路管内121人、オホーツク管内100人、上川管内51人、後志管内45人、根室管内39人、日高管内23人、渡島管内22人、道外12人、桧山管内10人、留萌管内6人、宗谷管内1人。伊達市の障害者支援施設でクラスターが発生した。

　札幌市は1174人（再陽性27人含む）の感染を確認。医療機関でクラスターとなった。函館市は77人の感染を確認。学校と函館渡辺病院で、新たなクラスターが発生した。旭川市は262人、小樽市は34人の感染を確認した。