「鵡川稲作」発祥の地 7 先人の偉業を後世に 2012年に石碑建立

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  • 2022年4月23日
2012年に建立した鵡川稲作の発祥の地を示す石碑

 今回は鵡川神社の三上剛宮司にお薦めスポットとして紹介を受けた、鵡川稲作の発祥の地とされる場所に建つ石碑を見に行ってきました。米作りの盛んなむかわ町ですが、生涯学習センター報徳館(旧二宮小学校)近くにある、知る人ぞ知る場所だそうです。

 石碑に刻まれている碑文には、「明治二十六(1893)年、水野重吉氏が水田を造成し、厚別から渡島赤毛の種籾(もみ)を入手し、三反歩の水田から玄米五俵の収穫を得たのが米作りの始まりと言われている」とあります。石碑は開拓当時に苦労を重ねた先人の偉業を後世に伝え、食育の観点から未来を担う子どもたちに継承するため、2012年に有志による「開拓者の偉業を継承する会」が建立したそうです。

 鵡川地区における20年度の水稲作付面積は約900ヘクタール。「ゆめぴりか」「ななつぼし」が主に作付けされています。手植え、鎌を使った稲刈りは昔の話となってきており、今は例年5月中旬から下旬にかけて田植え機で植栽が行われています。病害虫よけに近年はラジオコントロールヘリコプターも活躍しているようです。

 毎年、9月下旬にはコンバインによる収穫作業が行われているそうです。むかわ町の自然豊かな土地で育った米は格別においしく、子どもからお年寄りの方まで幅広く人気ですね。私もよくおにぎりにして食べていますよ。

 (金野英津子)

 =第2、第4土曜日掲載=

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