女子アイスホッケー日本代表(スマイルジャパン)の主将を務めたFW大澤ちほ(30)とアイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道のFW相木隼斗(23)、マスコットキャラクターの鷲斗(シュート)くんが、17日に北海きたえーる=札幌市=で行われたバスケットボール男子Bリーグのレバンガ北海道―滋賀レイクスターズのゲームイベントにゲスト出演し、アイスホッケーの魅力をPRした。
同じ北海道のスポーツ球団であり、マスコットキャラクターが「ワシ」という共通点があることから、レッドイーグルス側からイベント参加をオファーしたという。
レッドイーグルスは会場の地下1階にブースを設け、コラボグッズなどの販売を行った。同じ「はやと」という名前から販売された相木とレバンガ北海道のSG・SF山口颯斗のイラストが描かれたキーホルダーは完売するほどの大盛況。大澤や相木、鷲斗くんが店先に立ち、ファンとの記念撮影にも応じた。
ブースには選手が使用したスティックでゴールを決めるアイスホッケー体験コーナーも設置された。参加した札幌市の斉藤礼子さん(54)は「アイスホッケーはまだ観戦したことがないが、選手に会えてうれしかった。来シーズンは苫小牧へ観戦に行けたら」と興味を示していた。
大澤は試合前、試合の見どころを折茂武彦球団社長が話す「折茂さんおしゃべりですよ」のコーナーに出演。初のバスケットボール観戦に興奮した様子で、「アイスホッケーとの共通点が多い競技。どんなプレーが飛び出すか楽しみ」と話した。
相木は試合のハーフタイム時のフリースローチャレンジにも登場。3本のシュートを打つも決まらず、「最後は修正したが入らなかった。ゲームで選手たちは容易に決めているが、とても難しかった」と悔しそうに話した。
レバンガ北海道では「北海道のスポーツを共に盛り上げていけるよう、今後も機会があれば一緒に何かできたら」としている。
試合はレバンガが100―73と大勝し、25点を決めたPFデモン・ブルックスがヒーローに選ばれた。