道と札幌市などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1766人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を下回るのは6日ぶりで、前週の同じ曜日を2日ぶりに上回った。このうち1128人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ26万1275人(実人数25万9279人)となり、26万人を超えた。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の2人(80代男性と90代女性)、札幌市が3人(80代男女2人と90代女性)。道内の死者は累計で1970人となった。
道は921人の感染を確認。内訳は胆振管内135人のほか、十勝管内252人、石狩管内184人、オホーツク管内100人、空知管内88人、釧路管内63人、後志、根室両管内各27人、渡島管内20人、宗谷、上川両管内各8人、桧山管内4人、道外3人、日高、留萌両管内各1人。
既存クラスター(感染者集団)では、登別市の医療機関で23人増の計71人に感染が拡大した。
札幌市は666人(再陽性4人含む)の感染を発表。旭川市は118人、函館市は51人、小樽市は10人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは23万8539人。18日現在の患者数は2万766人となり、重症は前日から1人減って5人。17日時点の入院患者の病床利用数は前日から19床減の358床となり、病床使用率は16・8%に下降した。