道と札幌市などは17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2113人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は5日連続で2000人を超えたが、前週の同じ曜日を6日ぶりに下回った。このうち1373人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ25万9509人（実人数25万7520人）となった。

　死亡を確認したのは、札幌市の1人（90代男性）。道内の死者は累計で1965人となった。

　道は865人の感染を確認。内訳は胆振管内153人のほか、オホーツク管内144人、十勝管内140人、石狩管内135人、空知管内88人、釧路管内56人、渡島管内43人、根室管内30人、上川管内29人、日高管内15人、後志管内13人、留萌管内9人、宗谷管内7人、桧山管内3人。既存クラスター（感染者集団）では、登別市の医療機関で3人増の計48人に感染が拡大した。

　札幌市は1014人（再陽性12人含む）の感染を確認。医療機関2施設と障がい福祉サービス事業所で新たなクラスターが発生した。旭川市は140人の感染を確認。住宅型有料老人ホームでクラスターとなった。函館市は70人、小樽市は24人の感染を確認した。

　道内で治療を終えて回復したのは23万6289人。17日現在の患者数は2万1255人で、重症は6人。16日時点の入院患者の病床利用数は前日から18床増の377床となり、病床使用率は17・7％に上昇した。

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　道などは16日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2457人確認し、4人が死亡したと発表した。このうち1632人の感染経路が不明。

　死亡を確認したのは、道が居住地非公表の3人（70代女性、80代女性、年代・性別非公表）、札幌市が1人（70代女性）。

　道は1037人の感染を確認。内訳は胆振管内140人のほか、石狩管内205人、オホーツク管内150人、十勝管内140人、空知管内112人、釧路管内97人、渡島管内65人、上川管内44人、根室管内33人、宗谷管内13人、日高管内11人、後志管内10人、留萌管内7人、桧山管内6人、道外4人。

　石狩管内のグループホームで新たなクラスターが発生。既存クラスターでは、苫小牧市の高齢者施設で1人増の計12人に感染が拡大した。

　札幌市は1147人（再陽性12人含む）の感染を確認。特別養護老人ホーム、医療機関、有料老人ホーム、グループホームでクラスターとなった。函館市は98人の感染を確認。市内の医療機関で新たなクラスターが発生した。旭川市は143人、小樽市は32人の感染を確認した。