道と札幌市などは15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2605人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を上回るのは3日連続で、前週の同じ曜日を4日連続で上回った。このうち1715人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ25万4940人(実人数25万2981人)となった。
死亡を確認したのは、道の居住地非公表の2人(共に60代男性)。道内の死者は累計1960人となった。
道は1125人の感染を確認。内訳は胆振管内156人のほか、十勝管内214人、石狩管内182人、オホーツク管内142人、空知管内122人、釧路管内106人、上川管内53人、渡島管内50人、根室管内40人、後志管内21人、日高管内12人、宗谷管内11人、道外7人、留萌管内6人、桧山管内3人。
室蘭市の医療機関(職員ら11人感染)で新たなクラスター(感染者集団)が発生。既存クラスターでは、苫小牧市の高齢者施設で1人増の計11人、登別市の医療機関で19人増の計44人に感染が拡大した。
札幌市は1186人(再陽性12人含む)、旭川市は151人、函館市は86人、小樽市は57人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは23万1641人。15日現在の患者数は2万1339人となり、重症は前日から1人減って6人。14日時点の入院患者の病床利用数は前日から16床減の354床となり、病床使用率は16・6%に下降した。