ワクチン3回目 接種率が鈍化 市、全道平均下回る 初回は高需要

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  • 2022年4月12日

 苫小牧市で新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が鈍化しつつある。5日現在の実数値で市民6万1823人が接種し、全人口に対する接種率は36・5%。先行的に展開してきた65歳以上は4万717人が接種を終え、接種率は80・5%に達しただけに、年齢が若いほど「様子見」をしている模様だ。一方、初回(1、2回目)接種は依然として需要が高く、市は初回接種体制を再構築した。

 3回目接種の対象は2回目終了後、一定の期間を経過した18歳以上。市内の対象者は約12万5000人で、2回目接種から最短6カ月たてば打てる。個別接種(52医療機関)は米ファイザー製、集団接種(毎週木~土曜、グランドホテルニュー王子)は米モデルナ製を使用している。

 市はこれまでに約8万8000人に接種券を送り、受け取った市民の接種率は約70%。一般高齢者の接種が始まった1月下旬以降、月を追うごとに接種率は下がっており、市健康支援課は「確たる原因は分からないが、接種を様子見する方が増えており、現状は全国、全道平均を下回っている」と説明する。

 様子見の要因は副反応への懸念、まん延防止等重点措置の終了、変異株の性質やワクチンの効果などをめぐる報道を踏まえた判断などが考えられるほか、同課は「初回接種で予約をなかなか取れない経験をした方が、『後で打てばいい』と思っているかもしれない」と分析。「今は接種体制が整い、予約も空きがある。希望する方はぜひ申し込みを」と訴える。

 一方、初回接種は5日現在、13万3458人が行い、接種率は78・9%と8割目前。昨年11月末で個別・集団接種を終え、同12月から市保健センターで「フォローアップ接種」の位置付けで展開したが、1日最大66人の予約枠は連日ほぼ満員。月別で1000人弱に接種した。同課は「予想以上に需要があった」と振り返る。

 ニーズの高さを受け、8日で同センターのフォローアップを終え、20医療機関の個別接種で対応する体制を整えた。接種の日時や場所に幅広い選択肢を設けることで、これまで見合わせていた市民のいち早い接種につなげたい考えだ。問い合わせはワクチンコールセンター 電話0144(82)9660。

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