道と札幌市などは7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2346人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で2000人を超え、前週の同じ曜日を6日連続で上回った。このうち1628人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ23万6764人(23万4960人)となった。
死亡を確認したのは、道の居住地非公表の1人(70代男性)。道内の死者は累計1942人となった。
道は866人の感染を確認。内訳は胆振管内139人のほか、石狩管内206人、オホーツク管内99人、十勝管内89人、空知管内71人、渡島管内70人、上川管内57人、釧路管内48人、後志管内26人、日高管内21人、宗谷管内17人、根室管内13人、道外6人、桧山管内4人。クラスター(感染者集団)の発生はなかった。
札幌市は1194人(再陽性25人含む)の感染を発表。旭川市は146人、函館市は90人、小樽市は50人の感染を確認した。道はオミクロン株の派生型で、より感染力の強い「BA.2」に新たに12人の感染を確認したと発表。道内のBA.2の感染者は計35人となった。
道内で治療を終えて回復したのは21万5083人。7日現在の患者数は前日から509人増えて1万9739人となり、重症は5人。6日時点の入院患者の病床利用数は前日から11床減の381床となり、病床使用率は17・9%に下降した。