4月1日付で、12代目消防団長に就任。東西に長い苫小牧市の防災の一翼を担う。「団員数増加が第1の使命。防災に加え、広報活動にも全力を注ぐ」と抱負を語る。
市内澄川町で、エース電器を経営。1994年6月、市消防団錦岡分団に入った。2012年から同分団で分団長、13年から副団長を務めてきた。
1本部10分団で組織される市消防団の団員数は219人。定員287人を大きく割り込んでおり、担い手不足が大きな課題だ。「自ら若い人に声を掛け、入団を促していきたい」と話す。
訓練は各分団で行われるが、複数の分団による共同訓練も取り入れたい考えで広域の連携強化を模索。「いかなる時も連携を取れるよう、訓練を積んでいきたい」と力を込めた。
桧山管内厚沢部町生まれ、北海道電子工学院卒。苫小牧市自主防災組織連合会専門委員会副委員長も務める。