苫小牧市元中野町の苫小牧栗林運輸(栗林秀光社長)が2020年度から始めたアスリート支援事業で、同社は24日、アイスホッケーのトヨタシグナスのFW佐々木愛実(20)=札幌国際大学2年=と契約を結んだ。
苫小牧出身や在住の18歳以上のアイスホッケー選手で五輪代表を目指す実力者を対象に、用具の購入費や遠征時の交通費などを援助するスポンサー事業で佐々木が3人目。栗林社長は「多くの五輪代表が出ている氷都苫小牧のアイスホッケーの競技力向上に貢献したい。この取り組みが波及して支援の輪が広がれば」と思いを語り、「(佐々木は)4年後の五輪でさらに良い結果を出すために次世代を担う選手となって活躍してほしい」と期待した。
24日に同社で1年契約を結んだ佐々木は、北京五輪代表(スマイルジャパン)候補にも選ばれた実力者。五輪代表が小さい頃からの夢で「支援は本当にありがたいこと。五輪に出るだけじゃなく、メダルを取って恩返しをしたい」と活躍を誓った。