新型コロナウイルスの感染拡大によって、苫小牧市に来るのが2021年9月上旬から同年11月にずれ込んだ。「本当に入国できるのか、子どもらに教えられるのかなど不安は大きかった」と当時の心境を話す。
「自然が多く、故郷のコロラドを思い出す」と苫小牧の印象を話し、樽前山で登山、ウトナイ湖でハイキングをしたいと、これからの季節を心待ちにしている。
チャレンジしたい授業は”英語の方言”を教えること。「同じ言語でも、国や地域でイントネーションやつづりが違う。どれも優劣がないことを伝えたい」と強調する。
子どもたちには、新しい世界に心を開き、視野を広げていくことを望んでおり、「新しい言語を学ぶことで経験できる出来事や、人との出会いがある。それを楽しんでほしい」と呼び掛ける。「常に学び続け、友人とは互いに教え合う関係を築いて」と語った。
(終わり)
ロッキー山脈の麓の米国コロラド州デンバー市出身。ラフティングやハイキングが趣味。担当校は沼ノ端中、沼ノ端小。