衣服やタペストリー紹介 国立アイヌ 民族博物館 サークル作品展開く 白老

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  • 2022年3月22日
白老町で活動するアイヌ工芸サークルの作品が並ぶロビー展

  白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)中核施設・国立アイヌ民族博物館は、地元白老のアイヌ工芸サークルの作品展を1階エントランスロビーで開いている。

   同博物館で開催中のテーマ展「白老の衣服文化」関連事業。「シラウォイ ウンクル テケカラペ―白老で活動するアイヌ工芸サークル―」と題し、館内ミュージアムショップ横の展示スペースに作品を飾っている。

   出品したのは「フッチコラチ」「チシポの会」「エミナの会」「テケカラペ」「チタラペ」の町内5サークル。美しいアイヌ文様の刺しゅうを施した衣服やタペストリー、ござ、ござ編み道具などを展示し、アイヌ民族の女性の手仕事を紹介している。

   白老で受け継がれてきた木綿衣ルウンペにスポットを当てたテーマ展は5月15日まで開催。観覧料は、ウポポイ入場料(大人1200円、高校生600円)に含まれる。月曜休館。

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