2 ―(5)― 多様性認めて アンドリュー・マドゥアカーさん(25)

  2020年秋に苫小牧市に来る予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による入国制限などで21年10月末になった。

   目指しているのは、日本と米国の文化をミックスさせた授業。人気アニメのキャラクターの名前が日本語と英語で異なる点を紹介すると、子どもたちは目を輝かせていたという。「少しでも英語に興味を持ち、日常生活に会話を取り入れてほしい」と言う。

   子どもたちには「多様性を認め合い、自分をさらけ出せる人になってほしい」と成長を期待し、「見た目が違うからなどと怖がらず、いろいろなコミュニティーに入ってみてほしい」と呼び掛ける。

   苫小牧については「とても良い土地なのに、地元住民はその面白さを知らない」と印象を話す。芸術に興味があり、市科学センターや市美術博物館に「行ってみたい」と胸を躍らせている。

   「オールドベイ」という辛い調味料で有名な米国の首都ワシントンDC出身。写真、ダンス、ゲームなど多彩な趣味を持つ。担当校は青翔中、拓勇小、拓進小。

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