16日午後に苫小牧市役所を訪れたアイスホッケー女子日本代表スマイルジャパンの苫小牧ゆかりの選手たちが、北京冬季五輪の激闘を振り返った。
ソチ(2014年)、平昌(18年)に続き、3度目の五輪出場となったFW米山知奈(30)=道路建設ペリグリン=は「平昌で引退も考えたが、続けてきて良かった。苫小牧で合宿し力を付け、すべて出し切れた」とすがすがしい表情を見せた。
FW藤本もえこ(29)=トヨタシグナス=は「たくさんの声援やメッセージのおかげで頑張ることができた。今後も努力してアイスホッケーの盛り上がりを消さないように、さらなる普及につなげたい」と話した。
初の五輪出場をかなえたDF川島有紀子(25)=道路建設ペリグリン=は「目標にしてきた夢の舞台に立って、世界レベルと戦えたことは大きな財産になった」。FW三浦芽依(23)=トヨタシグナス=は「何もできず悔しい思いをした大会だったが、このチームで戦えたことを誇りに思う」と胸を張った。