道と札幌市などは7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1106人確認し、6人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を下回るのは4日連続。このうち564人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ18万4928人(実人数18万3522人)となった。
死亡を確認したのは、道が1人、札幌市が5人。道内の死者は累計1820人となった。
道は412人の感染を確認。内訳は胆振管内86人のほか、十勝管内79人、石狩管内75人、釧路管内44人、後志管内30人、渡島管内22人、上川管内18人、留萌管内15人、オホーツク管内12人、空知管内10人、日高管内9人、根室管内7人、道外4人、桧山管内1人。
クラスター(感染者集団)が発生している苫小牧市の医療機関で1人増の計102人に感染が拡大した。
札幌市は531人(再陽性4人含む)の感染を確認。オミクロン株の派生株で、より感染力の強い「BA.2」に新たに2人が感染したと発表した。道内での確認は計3人となった。
旭川市は83人、函館市は44人、小樽市は36人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは16万2507人。7日現在の患者数は2万601人で、重症は前日から1人増えて8人。6日時点の入院患者の病床利用数は前日から1床減の760床で、病床使用率は36・6%。自宅療養者は1万6719人となっている。