道と札幌市などは3日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2305人確認し、10人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を上回るのは2日連続。このうち1466人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ17万8550人(実人数17万7174人)となった。
死亡を確認したのは、道が4人、札幌市が5人、旭川市が1人。道内の死者は累計1790人となった。
道は855人の感染を確認。内訳は胆振管内128人のほか、十勝管内191人、石狩管内188人、空知管内95人、釧路管内74人、後志管内50人、上川管内39人、オホーツク管内31人、渡島管内20人、宗谷管内11人、日高管内9人、道外8人、桧山管内7人、根室管内4人。
既存クラスター(感染者集団)では、苫小牧市の介護老人保健施設で4人増の計65人に感染が拡大した。
札幌市は1244人(再陽性16人含む)、旭川市は105人、小樽市は40人、函館市は61人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは15万3776人。3日現在の患者数は2万2984人となり、重症は前日から2人増の8人。2日時点の入院患者の病床利用数は前日と同数の783床で、病床使用率は37・7%。