道と札幌市などは2月28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1605人確認し、11人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を下回るのは3日ぶり。このうち975人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ17万2533人（実人数17万1197人）となった。

　死亡を確認したのは、道が7人、札幌市が4人。道内の死者は累計で1757人となった。

　道は631人の感染を確認。内訳は胆振管内131人のほか、十勝管内157人、石狩管内156人、後志管内38人、上川管内32人、釧路管内31人、空知管内26人、渡島管内21人、オホーツク管内16人、根室管内9人、日高管内6人、宗谷管内と道外各4人。

　既存クラスター（感染者集団)では、苫小牧市の医療機関で計99人、介護老人保健施設で計60人に感染が拡大した。

　札幌市は836人（再陽性9人含む)、旭川市は60人、函館市は51人、小樽市は27人の感染を確認した。

　道内で治療を終えて回復したのは14万5488人。28日現在の患者数は2万5288人となり、重症は5人。27日時点の入院患者の病床利用数は821床で、病床使用率は39・6％となっている。