ホッケータウン

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2022年3月1日

 北京冬季五輪で活躍した選手の多くが帰国し、感染対策に基づく隔離期間を終えて古里や活動拠点に戻っている。苫小牧でも女子アイスホッケーの日本代表・スマイルジャパンのメンバーが凱旋(がいせん)し、苫小牧東高校では卒業生4人が日本の女子ホッケーに歴史を刻んだ五輪と自身の思いを後輩に語った。彼女たちの言葉は後輩や私たちに夢や勇気や希望の形でつながっていく。

 スマイルジャパンのメンバーは23人。うち出身であったり、母校があったり、所属チームで苫小牧ゆかりの選手は17人。7割超がこのまちと縁がある。

 苫小牧は氷都を標榜する。苫小牧工業学校にアイスホッケー部が発足したのが大正期。競技人口が多かった昭和の全盛期は王子製紙と旧岩倉組が実業団の日本リーグでしのぎを削った。スピードスケートでは五輪選手の多くがここから飛躍した。

 世界の舞台で活躍し、着実に力を付けている女子ホッケーだが、今後を考えれば競技と競技者を支える環境の充実が重要だ。苫小牧はレッドイーグルス北海道の本拠地であり、行政も「アイスホッケータウン」として特色ある都市建設を指向している。競技団体と連携して、政策的に女子ホッケーの支援、発展に必要な事業や施策を一層強化、導入していいと思う。差し当たっても中学年代の強化、競技継続の環境づくりは喫緊の課題。人口減少対策の移住促進と併せ競技としての未来を苫小牧市が先んじて広げてほしい。(司)

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