継続試合

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2022年2月28日

 日本高野連が甲子園大会での継続試合の導入を発表した。天候不良などで試合が中断した場合、翌日以降に続きが行われることになる。

 一発勝負の高校野球。降雨などでのコールドゲームやノーゲームは賛否があった。2003年夏の駒大苫小牧と倉敷工は、駒大苫が8―0と大差でリードしたが降雨でノーゲームに。翌日の再試合では2―5で倉敷工が勝ち、後味の悪さが残った。

 継続試合は今春の選抜大会から適用され、都道府県大会については地方高野連の判断に委ねられる。継続試合は翌日以降に中断したときと同じ条件でスタートする。導入されると天候不良によるノーゲーム、降雨コールド、日没再試合がなくなる。

 公平・合理的で賛成の声が大きい半面、地方レベルでは導入慎重論もあって簡単ではないらしい。中断から継続試合までの期間が長くなった場合、中断中に発生した選手のけが、体調不良など不慮のアクシデントで部員数の少ない連合・合同チームが継続試合をできなくなり、途中経過が反映されない決着も考えられるという。審判の配置など運用面での諸事情も絡み、導入に向けて課題の整理を指摘する関係者もいる。

 ルールや規則、規定は選手や競技の公平性を確保するためのもの。北京五輪ジャンプでの高梨選手のスーツ問題もしかり、レアケースで取り返しのつかない不備や落とし穴はないか。改めて運用の難しさを考える。 (高)

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー