道と札幌市などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2393人確認し、14人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を上回るのは2日連続。このうち1558人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ16万1447人(実人数は16万163人)となった。
死亡を確認したのは、道が6人、札幌市が6人、旭川市が1人、函館市が1人。道内の死者は累計で1709人となった。
道は902人(再陽性1人含む)の感染を確認。内訳は胆振管内108人のほか、石狩管内221人、十勝管内141人、空知管内93人、上川管内85人、釧路管内82人、オホーツク管内49人、渡島管内47人、後志管内24人、日高管内22人、宗谷管内11人、根室管内6人、留萌管内4人、桧山管内1人、その他8人。
苫小牧市内で発生しているクラスター(感染者集団)は、医療機関で計220人、別の医療機関で計97人、介護老人保健施設で計45人、高齢者施設で計21人にそれぞれ拡大した。
札幌市は1181人(再陽性9人含む)、旭川市は112人、函館市は125人、小樽市は73人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは13万2802人。23日現在の患者数は2万6936人で、重症は前日から2人増の9人。22日時点の入院患者の病床利用数は前日比24床減の770床で、病床使用率は37・1%。