道と札幌市などは22日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2041人確認し、14人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を上回るのは2日ぶり。前週の同じ曜日と比べると11日連続で下回った。このうち1255人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ15万9054人(実人数15万7779人)となった。
死亡を確認したのは道が居住地非公表の4人、札幌市が6人、函館市が2人、旭川市が1人、小樽市が1人。道内の死者は累計で1695人となった。
道は739人の感染を確認。内訳は胆振管内112人のほか、石狩管内177人、十勝管内144人、空知管内82人、渡島、上川両管内各43人、オホーツク管内38人、釧路管内32人、日高、後志両管内各21人、宗谷管内9人、根室管内7人、桧山管内と道外各4人、留萌管内2人。
札幌市は996人(再陽性6人含む)、旭川市は126人、函館市は112人、小樽市は68人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、札幌市の医療機関(患者ら48人感染)など8件発生した。
道内で治療を終えて回復したのは13万962人。22日現在の患者数は2万6397人で、重症は前日から1人減の7人。21日時点の入院患者の病床利用数は前日比19床増の794床で、病床使用率は38・3%に上昇した。