道と札幌市などは21日、新型コロナウイルスの感染者を1924人確認し、11人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を下回るのは1月25日(1536人)以来、27日ぶり。このうち1164人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ15万7013人(実人数15万5745人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の5人(70代男性、80代女性2人、90代女性、年代・性別非公表)、札幌市が5人(70代男性、80代女性2人、90代女性、100歳代女性)、小樽市が1人(性別非公表の90代)。道内の死者は累計で1681人となった。
道は742人の感染を確認。内訳は胆振管内152人のほか、石狩管内197人、十勝管内129人、釧路管内61人、空知管内55人、渡島管内36人、上川管内35人、後志管内30人、オホーツク管内29人、道外7人、根室管内5人、宗谷管内4人、日高管内2人。苫小牧市の既存クラスター(感染者集団)は介護老人保健施設で5人増の計43人に拡大した。
札幌市は1021人(再陽性12人含む)、旭川市は87人、小樽市は38人、函館市は36人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは12万7930人。21日現在の患者数は2万7402人で、重症は8人。20日時点の入院患者の病床利用数は775床で、病床使用率は37・5%となっている。