次代へつなぐ初のステージ 強豪の壁高く

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2022年2月14日

 FW大澤主将の目から涙があふれた。「もっと試合がしたかった。もう一回、このメンバーで戦いたかった」。初めて準々決勝に臨んだ日本女子は、想像以上に高かった強豪の壁にはじき返された。

 前回を含めて3度銅メダルのフィンランドは、これまで対戦してきた1次リーグの相手とはすべての面で段違いだった。開始直後からスピードで圧倒されて2失点し、その後も猛攻にさらされた。飯塚監督は「雰囲気にのまれたことはない。相手が実力通りの力を出してきた」。静かに結果を受け入れるしかなかった。

 完敗の中にも光はあった。チーム唯一の得点を挙げたのは20歳FW志賀紅音(トヨタシグナス)だった。39歳のFW久保英恵(SEIBUプリンセスラビッツ)は「これからもっとエースとしてやってほしいし、他の選手も続いてほしい」と思いを託す。次代の主力と期待された志賀紅も「人より努力して練習をしていかないといけないと強く感じている」と覚悟を示す。

 全敗した前々回のソチ五輪から4年ごとに成長し、次代に引き継げる結果は残した。「すごく上を目指せるチームだったと思う。思いや積み重ねてきたものをしっかり表現できた」。3大会でチームを引っ張った主将の涙には、すがすがしさもあった。

こんな記事も読まれています

  • テストフリー広告

       <pre><span style=”background-color: #0000ff; color: #ffffff;”>苫小牧民報社創刊75周年記念講演会</s

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
  • 新 着 図 書

       アリーチェと魔法の書(長谷川まりる)絶体絶命ゲーム 16(藤ダリオ)どろぼうジャンボリ(阿部結)ふしぎ駄菓子屋銭天堂 3(廣嶋玲子)ふみきりペンギン(おくはらゆめ)金色の切手とオードリーの秘密(オン

    • 2025年6月21日undefined, 組版, 苫3社
ニュースカレンダー

紙面ビューアー