市、集団接種会場を開設 「1人でも多く」利用呼び掛け ワクチン3回目

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2022年2月11日
集団会場でワクチンを接種する市民

 苫小牧市は10日、新型コロナウイルスワクチン3回目接種の集団接種会場をグランドホテルニュー王子(表町)に開設した。毎週木~土曜日の午後2時~同6時、米モデルナ製を使い一日上限600人を受け入れる。初日は65歳以上を中心に市民464人が接種し、11日には2回目接種から6カ月経過で打てる先行接種も始まった。

 市の一般市民向け3回目接種は、昨年6月までに2回目接種を終えた65歳以上約2万1000人に、接種券を1月19~2月1日に送付。個別(52医療機関)はファイザー、集団はモデルナとすみ分け、個別は1月下旬から接種している。

 集団会場の2月末までの予約状況は、ワクチン量5400人に対し、3774人、予約率約70%にとどまっている。市は「余剰分」の活用策で11日以降、先行接種枠を一日上限300~450人で用意し、すでに予約枠は埋まっている。

 集団会場は受け付け、予診、接種、状態観察まで動線を明確にし、市医師会の医療従事者15人、市とホテルの事務スタッフ25人の約40人体制で開設。初日は高齢者が予約時間に合わせて続々と訪れた。

 市内表町の錦戸一美さん(77)は「これで安心。モデルナでも不安はなく、早く打ててよかった」と笑顔を見せつつ「まだコロナはどこでうつるか分からない。迷惑を掛けないよう家にこもっています」と話していた。

 接種券は今後、昨年7月の2回目接種者約2万人に16~28日、同8月の2回目接種者(65歳以上は同9月も含む)約2万6000人に3月16~4月1日、送付する予定。3月以降も、集団会場の予約が埋まらなければ先行接種枠を設ける。

 会場を視察した岩倉博文市長は「1人でも多く、1日でも早く、ワクチン接種を進めたい」と強調し、「ワクチンの効果は世界的に証明され、(1・2回目と3回目のワクチンが異なる)交差接種の効果が高いデータもある」と集団会場の利用を呼び掛けていた。

 集団会場は3月末までを「第1弾」とし、4月以降の「第2弾」は予約状況などを踏まえて調整する。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー