道内3543人感染 胆振168人 市内医療機関で新たなクラスター

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  • 2022年2月5日

 道と札幌市などは4日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3543人確認し、16人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が3500人を上回るのは3日連続。1月27日から「まん延防止等重点措置」(2月20日までの25日間)を全道域に適用以降も、オミクロン株による「第6波」に歯止めがかからない状況が続く。鈴木直道知事は同日の記者会見で「このまま感染拡大が続けば医療全体が逼迫(ひっぱく)し、社会機能の維持も困難になる懸念が現実になる」と危機感をあらわにした。

 新規感染者数のうち、7割の2479人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ10万5892人(実人数10万4923人)となった。

 死亡を確認したのは、道が居住地非公表の15人(60~100歳代の男女14人と年代・性別非公表の1人)、札幌市が1人(90代男性)。1日の死者の発表が10人を上回るのは昨年6月23日以来。道内の死者は累計で1522人となった。

 道は1198人の感染を確認。内訳は胆振管内168人のほか、石狩管内320人、十勝管内118人、釧路管内110人、空知管内98人、上川管内76人、オホーツク管内75人、後志管内71人、渡島管内58人、日高、宗谷両管内各29人、根室管内16人、道外15人、留萌管内11人、桧山管内4人。

 苫小牧市の医療機関で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、20~90代の34人(患者23人、職員11人)の陽性が判明。この他▽滝川市の特別養護老人ホームで入所者ら8人▽石狩管内の医療機関で職員ら5人▽北斗市の障がい者支援施設で入所者ら17人▽帯広市の介護保険事業所で職員ら5人―が感染し、クラスターとなった。既存クラスターでは、1月26日公表の苫小牧市の医療機関で4人増の計137人に感染が拡大した。

 札幌市は1973人(再陽性23人含む)の感染を確認。クラスターは▽三つの医療機関で、それぞれ患者ら14人、同11人、職員ら6人▽市立札幌病院で患者ら62人▽有料老人ホームで職員ら8人―の計5件発生した。

 函館市は200人の感染を確認。▽学生寮の学生ら35人▽函館市医師会病院の患者ら10人▽市立函館病院の患者ら8人―が感染し、新たなクラスターとなった。

 旭川市は122人の感染を確認。旭川商業高校運動部でクラスターとなり、生徒7人が感染した。小樽市は50人の感染を発表した。

 道内で治療を終えて回復したのは7万6811人。4日現在の患者数は2万7559人となり、重症は前日から2人増えて3人。3日時点の入院患者の病床利用数は前日から22床増の656床となり、病床使用率は31・8%に上昇。自宅療養者も前日から1850人増の1万9673人となり、2万人に迫っている。

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