道と札幌市などは1日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2660人確認したと発表した。日別の新規感染者数は7日連続で2000人超え。69%に当たる1836人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ9万4974人(実人数9万4094人)となった。
死亡の確認は2日連続でなかった。道内の死者は累計で1502人。
道は858人の感染を確認。内訳は胆振管内132人のほか、石狩管内210人、空知管内106人、釧路管内92人、十勝管内65人、上川管内47人、オホーツク管内43人、渡島管内38人、宗谷管内33人、後志管内30人、根室管内25人、日高管内20人、留萌管内8人、道外6人、桧山管内3人。クラスター(感染者集団)は▽空知管内の医療機関(職員ら13人感染)▽石狩管内の介護老人保健施設(入所者ら32人感染)▽釧路管内の社会福祉施設(入所者ら8人感染)―の計3件発生。既存クラスターでは、苫小牧市の医療機関で3人増の計108人、胆振管内の特別養護老人ホームで8人増の計13人に拡大した。
札幌市は1467人(再陽性53人含む)の感染を確認。▽医療機関(職員5人感染)▽別の医療機関(患者ら9人感染)▽サービス付き高齢者向け住宅(入居者ら50人感染)▽別のサ高住(職員ら7人感染)―で新たなクラスターとなった。
旭川市は最多の118人の感染を確認。函館市は171人、小樽市は46人の感染を発表した。
道内で治療を終えて回復したのは7万2225人。1日現在の患者数は前日から1437人増の2万1247人と2万人を超えた。重症は1人。1月31日時点の入院患者の病床利用数は前日から12床増の568床で、病床使用率は27・5%に上昇。自宅療養者は371人増の1万5342人。入院・宿泊療養・自宅療養の振り分けを調整中で自宅待機は3054人。