母に感謝、浪速のアイスホッケー姉妹―五輪目指し北海道へ

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2022年2月2日
スイスとの練習試合に臨むアイスホッケー女子日本代表の山下光(中央)と山下栞(右)=1月31日、北京(時事)

 【北京時事】北京五輪に出場するアイスホッケー女子日本代表(スマイルジャパン)は3日に1次リーグ初戦に臨む。FW山下光(21)=SEIBUプリンセスラビッツ、駒大苫高出=、DF山下栞(19)=同、苫東高出=の姉妹は北海道出身者が多いチームでは異色の大阪府出身。五輪への道を手助けしてくれた母への感謝を胸に刻んでいる。

 2人が競技に出合ったのは2006年の大阪。トリノ五輪のフィギュアスケートを見て感動した母の真樹子さんが、姉妹をスケート場に連れて行ったところ、アイスホッケーチームがメンバーを募集していた。光は5歳、栞は3歳だった。

 転機は14年ソチ五輪だった。母が「こういう舞台に立ちたかったら、もっと上の厳しい環境で」と苫小牧市への移住を提案した。当時中学1年だった光は「うまくなりたい気持ちが強かった」と賛成したが、栞は「誰も友達がいない場所に転校するのに抵抗があった」と振り返る。

 多くのライバルにもまれて2人は成長した。光は昨年の世界選手権で2得点をマークし、栞は北京代表で最年少。見知らぬ土地で清掃の仕事をしながら2人を育ててくれた母への感謝の気持ちは強い。光は「私たちが全然知らない苦労があったのでは」と思いやる。

 北京の選手村での写真を送ると、とても喜んでくれた。栞は「姉妹で五輪に出ることが最初の恩返し。次に姉妹で活躍してメダルを持ち帰るのが親孝行。その夢をかなえたい」と意気込んでいる。

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