献身プレーでチーム鼓舞〔メダルに挑む 苫小牧スマイル③〕―DF 志賀 葵、DF 鈴木 世奈

  • メダルに挑む 苫小牧スマイル, 特集
  • 2022年1月31日
ハードワークを武器に3度目の五輪に挑む鈴木
ハードワークを武器に3度目の五輪に挑む鈴木
姉妹での五輪初出場となる志賀葵
姉妹での五輪初出場となる志賀葵

 アイスホッケー女子日本代表(スマイルジャパン)は、高い守備力と守りから速い攻撃への転換(トランジション)を武器にしてきた。鈴木世奈と志賀葵の両DFは日本の堅守を支えている主力だ。

 ◇  ◇

 鈴木は苫小牧出身。岩倉ペリグリン(当時)やSEIBUプリンセスラビッツなどの国内チームだけでなく、カナダやスウェーデンのチームを渡り歩いた。

 1対1やゴール前でのバトルでは強豪国との差を認識している。「昨年の世界選手権の米国戦では、米国選手のパックへの執着心の高さを感じた。日本ももっと貪欲にならなければ」と気を引き締める。

 年齢は30代に突入し、DFの中では最年長になった。国内外で培ってきた豊富な経験とスキルでDF陣を引っ張る。「守りの時間を短くして、前につなぐ動きができればいい。体を張ったプレーも意識してチームに勢いを与えたい」

 持ち味の足を使ったハードワークや身長167センチの体格は海外勢に引けを取らない。「体力面も1年1年積み上げてきたので落ちたという感覚はない。3回目の五輪もチャレンジャーの気持ちで挑む」と熱い。

 ◇  ◇

 志賀葵は妹の紅音とともに第1セットに組み込まれる主力選手に成長を遂げた。

 飯塚監督は代表に選出されるようになった2017年ごろの志賀姉妹に「体力のない2人」と印象を持った。そこからの成長は現在の主力セットに組まれる2人への評価の裏付けとなっている。「2人とも負けん気があるし、体力やフィジカルは強くなった」と評する。志賀葵も昨年11月の欧州遠征での試合を挙げて「当たり負けをするような場面は減った」と手応えを感じている。

 DFとしての守りだけでなく、的確な状況判断から繰り出される前線へのパスと力強いシュートで得点に絡むプレーも期待が大きい。「パックを持った後の判断は改善の余地がある。守備では氷に乗っている間は失点をしないことを考えてプレーしたい」と話し、北京でのさらなる飛躍を誓っていた。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー