まん延防止要請まちの声 市民、飲食店は我慢の冬、 「またか」「乗り切るしかない」

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  • 2022年1月22日
カウンターテーブルをアルコール除菌するスタッフ=21日、苫小牧市錦町の串焼き専門店「みかづき」

 道は21日、新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置の適用を政府に要請した。苫小牧市内でも感染が急拡大しており、市民の間には「仕方ない」「またか」といった諦めムードが漂う。再び営業時間短縮などを求められる飲食店関係者らは「何とか乗り切るしかない」などと前を向く。

 重点措置が再び適用される見通しとなったことについて、栄町の無職村尾岩美さん(69)は「これほど感染者が増えてしまっては仕方がない」とため息。「強い行動規制はなく、個人の判断に任せる内容なのでこれまで通り、日々の感染対策を徹底するしかない」と話した。

 3歳から17歳までの3人の子どもを抱えるしらかば町のパート従業員増岡里美さん(45)は「今後、学校が感染の温床にならないか」と心配。「子どもたちには学校生活の楽しい思い出をつくってほしいけど、今はリモート授業を取り入れてほしい」と訴える。

 豊川町に住む北洋大学1年、坂本准之介さん(19)は「『まん防』を出しても、経済活動などが止まるわけではない」と冷静。「友人と近場に旅行へ行きたかったが難しそう。2月からサッカー部の練習が始まる予定だったが、どうなるのか」と頭を抱えた。

 新明町の会社員、宮﨑琉花さん(23)は急激な感染拡大に「身近に感染者はいないが、(感染の波は)もう近づいてきている」と警戒し、感染対策を強化。「手を洗う頻度を増やし、アルコール入りのハンドクリームも使っている」と言う。

 来場者のマスク着用や手指消毒、社会的距離確保などを徹底させ、冬期営業中のノーザンホースパーク(美沢)は「(重点措置を踏まえた対応を)検討中。営業時間などを変更する際には、SNS(インターネット交流サイト)で周知する」(マーケティング室)とした。

 錦町の串焼き専門店「みかづき」の相内淳店長(35)は、重点措置が決定し次第、休業に入る考え。「前回の緊急事態宣言開け以降、客足は戻りつつあったが、この状況では店を開けてもしばらく客は来ないだろう」とみている。今後を見据え、「第三者認証の申請を早急に進めたい」としつつ、「酒や魚などを扱う卸業者への支援もしっかり行ってもらいたい」と飲食業界全体のフォローを求めた。

 すでに第三者認証を受けて営業する「北海の味 北のゐざかや」(大町)のおかみ、深味裕美子さん(53)も「休業を視野に入れている」と説明。「年明け最初の週末の客足は良かったが、(感染者数急増の影響で)新年会などの予約はほぼキャンセル。現在も予約は1、2件で、当日客も1日2組程度と厳しい状況が続いている」と述べた。

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