≪64≫植苗町内会連合会 活動の担い手育成

  • 回覧板, 特集
  • 2022年1月19日
地域住民が集まる敬老会の様子

  植苗・美沢地区で構成。2021年9月、町内会活動の担い手育成を目的に内部組織「植苗青年友の会」を立ち上げ、新たな風が吹き始めている。

   「役員の高齢化が課題で、意欲のある若い世代を迎えておかなければ」と丹治秀一会長が発案。現在は20~50代の12人で構成され、同年12月から役員として町内会活動に携わっている。今後は同会独自の事業も企画していきたい考えだ。

   地域の防犯に力を入れ、防犯部の他に役員で組織する「市植苗自警団」を設立して今年で64年目を迎える。住宅の少ない植苗駅から国道36号までの駅通りなどを定期的にパトロールし、犯罪抑止に努めてきた。

   苫小牧港や新千歳空港が近いが、「地域に働く場所がもう少しあれば」と丹治会長。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を含め「市は地域活性化のチャンスを逃さないでほしい」と願う。

   ■次回(26日)はスプリングタウン町内会です。

  メ モ

  ▽1968年4月設立

  ▽加入世帯約400世帯(2021年10月現在)、加入率約51%

  ▽丹治秀一会長

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