道と札幌市などは13日、新型コロナウイルスの感染者を新たに328人確認したと発表した。日別の新規感染者数が300人を上回るのは昨年9月2日(314人)以来、133日ぶり。このうち半数以上の170人の感染経路が不明。新変異株「オミクロン株」の感染も札幌市で新たに11人確認され、道内の累計は51人となった。
死亡の発表は2日連続でなかった。道内の死者は累計で1477人。
道は160人の感染を確認。内訳は石狩管内58人、空知管内19人、胆振管内17人、十勝管内14人、上川管内11人、釧路管内10人、留萌管内と道外各7人、オホーツク、後志両管内各5人、渡島管内4人、宗谷管内2人、桧山管内1人。渡島管内松前町内の知人同士の飲食を伴う会合で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、20~30代の参加者6人の陽性が判明。留萌管内羽幌町でも友人同士の飲食を伴う会合で10~20代の参加者15人が感染し、クラスターとなった。
札幌市は140人(再陽性3人含む)、旭川市は15人、小樽市は10人、函館市は3人の感染を確認した。
道内の感染者は延べ6万2775人(実人数6万2562人)となった。治療を終えて回復したのは6万126人。13日現在の患者数は前日から289人増えて1172人となり、重症はゼロ。12日時点の入院患者の病床利用数は、前日から46床増の212床となっている。