道と札幌市などは10日、新型コロナウイルスの感染者を新たに106人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が100人を上回るのは3日連続。このうち32人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ6万2133人(実人数6万1927人)となった。
死亡を確認したのは、居住地非公表の80代男性。道内の死者は累計で1476人となった。
道は47人の感染を確認。内訳は胆振管内2人、石狩管内31人、空知管内4人、留萌管内3人、後志管内2人、上川、オホーツク、十勝の3管内各1人、その他2人。苫小牧市のデイサービスセンターで新たなクラスター(感染者集団)が発生し、80~90代の利用者5人の陽性が判明した。いずれも無症状か軽症という。また、江別市の飲食店で14人(経営者1人、従業員4人、利用客9人)が感染し、クラスターとなった。
札幌市は51人(うち再陽性1人)、旭川市は4人、小樽市は4人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは6万25人。10日現在の患者数は前日から95人増の632人。重症はゼロ。9日時点の入院患者の病床利用数は前日から13床増の152床となっている。