道と札幌市は5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに34人確認したと発表した。日別の新規感染者数が30人を上回るのは昨年12月30日(32人)以来、6日ぶり。このうち半数以上の19人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ6万1610人(実人数6万1411人)となった。
死亡の確認は7日連続でなかった。道内の死者は累計で1475人。
道は8人の感染を確認。内訳は十勝管内3人、オホーツク管内と道外各2人、根室管内1人。胆振管内は15日連続ゼロだった。
札幌市は26人の感染を確認。既存クラスター(感染者集団)では、通所介護事業所で1人増の計8人、有料老人ホームで3人増の計23人に感染が拡大した。
道内で治療を終えて回復したのは5万9928人。5日現在の患者数は207人で、重症はゼロ。4日時点の入院患者の病床利用数は、前日から6床増えて77床となっている。