道と札幌市などは30日、新型コロナウイルスの感染者を新たに32人確認したと発表した。日別の新規感染者数が30人を上回るのは、11月17日(40人)以来43日ぶり。このうち6人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ6万1480人(実人数6万1281人)となった。
死亡の確認は2日ぶりでなかった。道内の死者は累計で1475人。
道はオホーツク管内3人、石狩管内2人、日高管内1人の計6人の感染を確認。胆振管内は9日連続ゼロだった。
札幌市は19人の感染を確認。市内の認可保育施設で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、13人(園児12人、職員1人)の陽性が判明。既存クラスターでは、通所介護事業所で1人増の計7人に拡大した。
旭川市は7人の感染を確認。旭川明成高校で生徒6人の感染が分かり、クラスターとなった。
道内で治療を終えて回復したのは、5万9798人。30日現在の患者数は前日から24人増の207人となり、重症はゼロ。29日時点の入院患者の病床利用数は、前日から3床増の62床となっている。