道と札幌市などは29日、新型コロナウイルスの感染者を新たに26人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が20人以上となるのは2日連続。このうち8人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ6万1448人(実人数6万1249人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市の80代女性。道内の死者は累計で1475人となった。
道は日高管内3人、オホーツク、十勝両管内各1人の計5人の感染を確認。胆振管内は8日連続ゼロだった。
札幌市は14人の感染を確認。市内の有料老人ホームで新たなクラスター(感染者集団)が発生し、30~90代の7人(入所者6人、職員1人)の陽性が判明した。
旭川市は7人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは5万9790人。29日現在の患者数は前日から11人増の183人となり、重症はゼロ。28日時点の入院患者の病床利用数は、前日から11床増えて59床となっている。