苫小牧市高丘の樽前山神社の本殿横に28日、来年の干支(えと)のトラが描かれた巨大絵馬がお目見えした。
絵馬は木製で(縦2・7メートル、横2・6メートル)。竹林の中で体を休めるトラの親子が描かれ、「開運」「招福」の書き文字も。市内双葉町のアートスタジオNONが手掛けた。
この日、設置作業を担当した同社の岸勝也さん(55)は「トラと言えばいかめしい姿が想像されると思うが、穏やかに過ごせる一年になればという願いを込めた」と話す。
重さ100キロにも及ぶ巨大絵馬はトラックで境内に運び込まれ、スタッフ3人がかりで本殿横まで移動。丑(うし)年の絵馬を取り外した後、丁寧に取り付けていた。