道と札幌市などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに26人確認したと発表した。日別の新規感染者数が20人を上回るのは2日連続。このうち6人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ6万1335人(実人数6万1137人)となった。
死亡の確認は12日連続でなかった。道内の死者は累計で1474人。
道は空知、石狩、上川3管内各1人の計3人の感染を確認。胆振管内は2日連続でなかった。既存クラスター(感染者集団)では、苫小牧市内の工場内の工事現場で新たに従業員1人の陽性が判明し、計9人に感染が拡大した。
札幌市は21人の感染を確認。既存クラスターでは、市内の医療機関で新たに8人(職員7人、患者1人)が陽性となり、計44人に拡大した。
旭川市は2人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは5万9729人。23日現在の患者数は前日から24人増の132人となり、重症はゼロ。22日時点の入院患者の病床利用数は、前日から5床増えて32床となっている。