関西大学アイスホッケー部のFW神山太一(1年)=苫小牧和光中出=が第68回関西学生アイスホッケーリーグの最優秀新人賞に輝いた。「チームメートの支えもあって取ることができた賞なので素直にうれしい」と喜びを語った。
関西大は17チームが出場した同リーグで優勝。神山は8試合に出場、8ゴール4アシストの活躍だった。「先輩のいいパスがあってゴールを決めることができた」と謙虚に大会を振り返る。
アシストでもチームに貢献。相手DFの裏に入れるパスが得意で「パックを持つ前に敵味方の位置を把握して、瞬時に判断している。速い判断がチェックの回避に役立っている」と話す。
和光中では3年時に主将を務め、チームを全国大会優勝に導いた。埼玉栄高を経て、今年4月に同大に入学した。
25日からは第94回日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)を控えている。2019年大会はベスト8敗退だった。アイスホッケー文化が定着しているとは言い難い関西での競技生活では「まだまだマイナースポーツだと実感することが多い」と認識している。だからこそ「インカレで優勝して関西のアイスホッケーを盛り上げたい」と意気込む。「自分のポイントよりも献身的なプレーでチームの勝利に貢献する」とインカレへの意気込みを語った。