東胆振唯一の感染症指定医療機関、苫小牧市立病院(清水町)は7日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を始め、医師と看護師計6人が接種した。
同病院は医師や看護師、職員ら716人、院内業者157人の計873人に3回目接種を予定。産休などで長期休暇中の対象者を除き、年度内にほぼ接種を終える見通しで、うち12月は約400人に接種する。
初日に接種した松岡伸一院長は「(新変異株)オミクロン株がいつ入ってくるか分からず、準備は万全にしようと接種している」と強調しつつ「市民もぜひ3回目接種を受けてほしい」と呼び掛けた。
3回目の接種は、2回目接種後おおむね8カ月以上経過した18歳以上が対象のため、市内でも初回接種(1、2回接種)を優先的に受けた医療従事者から接種。1日に勤医協苫小牧病院(見山町)で始めたのを皮切りに、各医療機関で随時接種していく。