≪59≫西町親交会 民児委と協力し住民支える

  • 回覧板, 特集
  • 2021年12月8日
花壇の冬支度をする有志=11月6日(提供)

  2600世帯を超える大所帯に自治が行き届くよう、エリアを六つの区に分けている。

   集まった町内会費の20%を各区の活動資金に還元し、区ごとに活動を展開するという市内でも珍しい形態で運営している。

   同町内会は民生委員児童委員と手を取り合い、「住民支え合いマップ」を製作している。どこにどんな人が住んでいるか、有事の際にどんな手助けが必要なのか―などを情報収集し、役員内で共有している。

   熊本修会長は「有事の際でも独りにしないよう、アンテナを張って細やかに目を配っている」と説明する。民児委との協力事業を積極的に進めている町内会の一つだ。

   緑にも親しんでおり、有志たちが西町総合福祉会館前の花壇を手入れしては、道行く人の目を楽しませている。

   ■次回(15日)は沼ノ端北栄町内会です。

  メ モ

  ▽1953年6月設立

  ▽加入世帯数2603世帯(4月末現在)

   加入率83・2%

  ▽熊本修会長

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