JR苫小牧駅南口をイルミネーションで彩る「とまイルスクエア2021」の点灯式が1日行われ、詰め掛けた市民らのカウトダウンに合わせ、七色に輝く光のドームが現れた。
苫小牧市が中心市街地活性化を目的に2018年度から始め、今回は約12万個のLED(発光ダイオード)電球を使用。駅前広場に大小の花のオブジェ17基を配し、カラフルな光の天井(全長約30メートル)で全体を包んだ。音楽に合わせて輝きを変える演出もある。
点灯式では、市内を拠点に活躍する歌手の門田しほりさんが美しい歌声を届けた後、岩倉博文市長やハスカップレディー、市公式キャラクターのとまチョップらがスイッチを押した。一斉に輝きが放たれた瞬間、歓声が沸き、岩倉市長は「駅前はいろいろと問題を抱えているが、とまイルで少しでも苫小牧を明るくしたい」と期待を込めた。
来年2月14日まで。各種イベントも企画中で、2月5~6日には「アイスパーク」と銘打ち、駅周辺にスケートリンクを登場させる予定だ。