錦糸町内会 少ない会員でもにぎやかに≪57≫

  • 回覧板, 特集
  • 2021年11月24日
バナナのたたき売りを楽しむ会員たち=2014年9月(提供)

  海辺にある錦糸町内会の名前は「錦岡地区と糸井地区の間に位置しているから、1字ずつ取って命名された」と小林洋一会長は話す。

   町内会のエリアは、樽前山が噴火した場合の避難区域に該当する。澄川、ときわ、澄川西の3町内会と合同で防災講習会を開き、市の危機管理室職員と危険箇所を地図で確認した。

   苫小牧市内の全82町内会の中で最も加入世帯が少ない町内会だが、メインイベントの秋祭りはにぎやかに開催される。住民が一堂に会し、焼き肉や婦人部による炊き出し、卸売市場の関係者が行うバナナのたたき売りなど、お楽しみがたくさん。

   しかし、ここ2年は新型コロナウイルス禍により開催できずにいる。小林会長は現在、「どうにか町内会費を会員に還元できないか」と有効な活用策を模索している。

   ■次回(12月1日)は糸井南町内会です。

  メ モ 

  ▽1981年4月設立

  ▽加入世帯数30世帯(10月末現在)

   加入率71・4%

  ▽小林洋一会長

過去30日間の紙面が閲覧可能です。