白老文化芸術共創 アート巡り 6 「声の余白」 文月悠光 (東京在住)

  • アート巡り, 特集
  • 2021年10月27日
白老を代表する歌人として活躍した満岡照子をテーマにした展示会場。詩の朗読映像もある
白老を代表する歌人として活躍した満岡照子をテーマにした展示会場。詩の朗読映像もある

  白老を代表する歌人・満岡照子(1892~1966年)。「白老はわが古郷よ驛(えき)を出て先づ眼にしたしタモの大木」。郷土・白老の情景と人の営みを表現した短歌を数多く残した。新進気鋭の詩人として注目されている文月悠光氏は、白老を訪ねて曽祖母・照子の短歌の世界観をすくい取り、新たに詩を書き下ろした。会場では白老を題材にした照子の歌の朗読映像や自筆の色紙などを展示している。

   会場は白老町本町1のしらおい創造空間「蔵」。11月7日まで展示。月・火曜日は休館(祝日は開館)。時間は午前10時半から午後5時半。観覧は無料。駐車場あり。

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